ガソリン174円10銭=3週ぶり小幅値上がり―経産省 2022年04月06日

 経済産業省が6日発表したレギュラーガソリンの給油所店頭小売価格の全国平均は、4日時点で1リットル当たり174円10銭となり、前週比10銭上昇した。値上がりは3週ぶり。政府が石油元売り会社に支給する補助金は3月31日から上限の1リットル当たり25円に達したが、原油価格の上昇を吸収し切れず、小幅の値上がりとなった。
 経産省は補助金がなければ、今月4日時点で店頭価格が203円80銭まで上昇すると予測していた。補助金による抑制効果は29円70銭だったとみている。
 地域別では愛知など24県で値上がりした一方、東京や千葉など17都府県は値下がりした。最高値は長崎の182円70銭で、計4県で180円を超えた。灯油の給油所店頭価格の全国平均は18リットル当たり2061円で、前週と同水準だった。 

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