移動平均線

 株価の分析で使う移動平均は、定めた期間のデータの平均値を期間の最終箇所に記載、計算する期間を一つずつ過去に動かして平均値の時系列のデータを作成します。株価の日足や週足、月足などのグラフに日付を合わせて、折れ線で表示したものが移動平均線です。株価と移動平均の動きから、株価の動きを判断するのに使いますが、代表的な見方に、グランビルの8法則、移動平均乖離率、株価とのクロスや長短移動平均を作成してそのクロスをみるなどがあります。ただ、株価の波動は同じ期間で形成されることは少なく、うまくフィットするか否かには注意が必要です。

ゴールデン・チャート社提供