「ココナツ」でハリス氏支持=若者狙い、SNSに拡散―米大統領選 2024年07月24日 14時34分
【シリコンバレー時事】11月の米大統領選で民主党候補に指名されることが確実になったハリス副大統領への支持を表すシンボルとして、ココナツの木の絵文字がSNSで拡散している。また、「ブラット(悪ガキ)」という俗語もハリス氏を称賛する言葉となりつつある。ハリス氏の陣営は、いずれも若者に親しみやすさをアピールできる表現とみて、支持拡大の効果を期待しているもようだ。
絵文字の拡散は、ハリス氏が幼い頃、母親に「ココナツの木から落ちただけだと思っているのか」と叱られたと大笑いしながら話したことがきっかけ。このエピソードの趣旨は不明だが、ハリス氏の明るい人柄を象徴するものとなっている。
一方、「ブラット」は、英女性歌手チャーリーXCXさんが21日、X(旧ツイッター)で「カマラ(ハリス氏)はブラット」と投稿し注目されるようになった。チャーリーさんは6月にアルバム「BRAT/ブラット」をリリースしたばかり。若者は「ブラット」を悪い意味で使うとは限らず、チャーリーさんは「(ブラットは)少し気まぐれだけど、とても正直な人」などと説明しており、ハリス氏の「乗りの良さ」を評価しているとみられる。