スペースX、大型宇宙船打ち上げ=「前進」も帰還せず、試験3回目 2024年03月15日 06時29分

14日、米南部テキサス州で打ち上げられた大型宇宙船「スターシップ」(EPA時事)
14日、米南部テキサス州で打ち上げられた大型宇宙船「スターシップ」(EPA時事)

 【シリコンバレー時事】実業家イーロン・マスク氏が率いる米宇宙企業スペースXは14日午前、南部テキサス州の拠点から、大型宇宙船「スターシップ」の3回目となる打ち上げ試験を行った。ロケットブースターから分離された宇宙船が宇宙空間に入ったものの、通信が途絶え、予定していた1時間後の帰還はならなかった。
 過去2回の試験では打ち上げ後にロケットが爆発していた。スペースXは、このロケットで月面着陸や火星への人間、物資の輸送を行う計画を持っており、3回目は「大きな前進」(CNNテレビ)と捉えられている。 

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