大規模演習が終了=中国軍の侵攻想定―台湾 2025年07月18日 19時06分

台湾の大規模軍事演習「漢光」で公園に配置された地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」=15日、台北(EPA時事)
台湾の大規模軍事演習「漢光」で公園に配置された地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」=15日、台北(EPA時事)

 【台北時事】台湾軍は18日、中国の武力侵攻に備える毎年定例の大規模軍事演習「漢光」を終了した。期間は昨年の2倍に当たる過去最長の10日間を確保し、最多の約2万2000人の予備役を動員するなど規模を一層拡大。有事を想定した民間人の防空訓練も初めて同時実施した。
 台湾の顧立雄国防部長(国防相)は18日、終了時のあいさつで「わずかな土地も譲らない軍の決意を対外的にはっきり伝えた」と演習を評価した。 

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