イランに制裁復活警告=核問題早期合意へ圧力―英仏独外相ら 2025年07月18日 14時57分

英仏独3カ国外相らは17日、イランのアラグチ外相と電話会談し、同国の核問題を巡る協議で夏の終わりまでに「具体的な進展」がなければ、国連安保理決議に基づく制裁を復活させると警告した。仏外務省がAFP通信に明らかにした。
AFPによると、英仏独外相と欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相)はアラグチ氏に対し、「安定し、検証可能で永続的な核合意のため、外交を通じた解決の道に遅滞なく戻る」必要性を強調。進展がなければ、イランが合意に違反した場合に国連の制裁を復活させる「スナップバック」と呼ばれる規定の発動を決定したと伝え、圧力をかけた。