インドネシアと貿易協定合意=関税19%、米産品購入拡大―トランプ氏 2025年07月16日 06時54分

トランプ米大統領=14日、ワシントン(AFP時事)
トランプ米大統領=14日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は15日、インドネシアとの貿易協定に合意したとSNSで表明した。インドネシアからの輸入品に19%の関税を課す一方、米国からの輸出品への関税はゼロとする。インドネシアは米産品の購入も拡大する。
 トランプ氏によると、インドネシアは米国から、エネルギー関連で150億ドル(約2兆2000億円)、農産物45億ドル(約6700億円)、米ボーイング製の航空機50機を購入する。SNSで「米国からの輸出には関税と非関税障壁がなくなる」と主張した。
 トランプ氏は15日、ワシントン市内で記者団に「インドネシア(市場)に完全にアクセスすることになる」と成果を強調した。インドネシアのプラボウォ大統領と同日会談し、米産品の購入拡大などを盛り込んだ協定を締結したという。 

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