イラン核施設地下に高濃縮ウラン=米の攻撃免れる―イスラエル 2025年07月11日 09時20分

【カイロ時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は10日、イスラエル政府高官の話として、米国が空爆を加えたイランの核施設の地下に、攻撃を免れた濃縮度最大60%のウランの一部が残されていると報じた。核技術者がアクセスできる可能性があるという。
イスラエルは6月13日、核兵器開発を進めているとしてイラン攻撃に踏み切った。イスラエルを支援する形で米国も同22日にイランの主要核施設3カ所を空爆。トランプ米大統領は施設を「完全に破壊した」と主張していた。その後、イスラエルとイランは米国の仲介で停戦に合意した。