米中外相、初の対面会談=ウクライナや台湾問題議論か 2025年07月11日 09時18分

【クアラルンプール時事】米国務省は11日、ルビオ長官と中国の王毅共産党政治局員兼外相がマレーシアの首都クアラルンプールで同日会談すると発表した。第2次トランプ政権発足後、両外相の対面会談は初めて。中国が威圧的行動を強める台湾問題のほか、ロシアが侵攻を続けるウクライナ問題、米中首脳の会談実現に向けても協議する可能性がある。
ルビオ氏と王氏の会談は、マレーシアで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議に合わせて実施。ルビオ氏は10日、中国が軍民両用品の対ロ輸出などを通じて侵攻を下支えしているとされることを念頭に、王氏に懸念を伝える意向を示していた。