歴史問題は抑制管理を=離任する韓国の朴大使 2025年07月10日 18時56分

韓国の政権交代に伴い近く離任する朴※(※吉を2つ横並び)熙駐日大使が10日、都内で記者会見し、現在の良好な日韓関係を維持するために「歴史問題で懸案が発生したときに、できるだけ抑制的に管理する努力を(日韓)双方がしなければならない」と訴えた。
昨年8月に着任した朴氏は「後戻りしない韓日関係をつくりたいという目標をある程度達成できた」と回顧。今後は、安全保障や経済などに限らず、少子高齢化といった共通の社会問題でも協力すべきだとの認識を示した。
朴氏は「首脳同士の信頼関係は国民に安心感を与える。シャトル外交を含め対話を続けてほしい」と強調。「国民交流、文化交流は関係の土台だ。外交でぎくしゃくしても交流は続けるべきだ」と述べた。
朴氏は14日に離任する。後任は未定。