ロバに爆弾、3人死傷=軍、左翼ゲリラの犯行と断定―コロンビア 2025年07月10日 14時39分

コロンビアの左翼ゲリラ「民族解放軍(ELN)」の戦闘員=2023年10月、西部チョコ県(AFP時事)
コロンビアの左翼ゲリラ「民族解放軍(ELN)」の戦闘員=2023年10月、西部チョコ県(AFP時事)

 南米コロンビア北西部アンティオキア県で9日、陸軍の小隊に近づいてきたロバが爆発し、兵士1人が死亡、2人が負傷した。地元紙ティエンポなどが報じた。国軍は左翼ゲリラ「民族解放軍(ELN)」の犯行と断定した。
 ELNは治安維持に当たっていた小隊と数時間にわたり交戦。その後、兵士らのそばで「爆発物を積んだロバ」をさく裂させた。国軍は「テロ攻撃における残酷な動物の使用」を非難。同国では過去にも左翼ゲリラによるロバを使ったテロが発生しており、協力を拒んだ農民が拷問される事件も起きている。 

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