イラン首都の刑務所で71人死亡=イスラエルが停戦直前に空爆 2025年06月29日 18時53分

 イラン司法当局の報道官は29日、イスラエルが停戦入り直前の23日にテヘランのエビン刑務所に対して行った空爆で民間人を含む71人が死亡したと明らかにした。ロイター通信が報じた。
 報道官によると、犠牲になったのは、刑務所の職員、兵役中の若者、収監者や面会に来た家族、近隣住民ら。エビン刑務所には外国人も多数収容されているという。
 エビン刑務所は多くの政治犯が収容され、イランの現体制による抑圧的な統治の象徴と見なされている。イスラエル軍の攻撃は、体制を揺さぶるメッセージとも受け止められている。 

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