殺害の治安幹部ら葬儀=対イスラエルで結束誇示―イラン 2025年06月28日 18時57分

28日、テヘランで、イスラエルによる攻撃で殺害されたイラン治安機関幹部らの葬儀に集まる人々(EPA時事)
28日、テヘランで、イスラエルによる攻撃で殺害されたイラン治安機関幹部らの葬儀に集まる人々(EPA時事)

 【イスタンブール時事】イランのメディアによると、首都テヘランで28日、イスラエルの攻撃で殺害された精鋭軍事組織「革命防衛隊」や軍の幹部、核科学者ら約60人の葬儀が行われた。イラン外務省はX(旧ツイッター)で「テロに立ち向かった国家の結束を示すものだ」と強調し、国民の抵抗をたたえた。
 葬儀にはペゼシュキアン大統領やアラグチ外相らも参列。イスラエルが暗殺計画の存在を認めた最高指導者ハメネイ師は姿を見せなかった。ひつぎを乗せた車両の周囲にはイラン国旗を掲げる市民が大勢集まり、死を悼んだ。 

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