大統領令の差し止め制限=出生地主義見直し巡り―米最高裁 2025年06月27日 23時41分

 【ワシントン時事】米連邦最高裁は27日、米国生まれの全ての子供に市民権を保証する出生地主義を見直すトランプ大統領の大統領令を、全国的に差し止める下級裁判所の仮処分を制限した。大統領令の合憲性については判断しなかった。
 最高裁判事の保守派6人が仮処分の制限を支持し、リベラル派3人が反対した。今回の判決は、連邦裁判事が政権の全国的な政策を凍結する権限を縮小するものと受け止められる。 

海外経済ニュース