米誌ヴォーグ編集長退任=「プラダを着た悪魔」のモデル? 2025年06月27日 14時54分

【ニューヨーク時事】ファッション誌「ヴォーグ」米国版のアナ・ウィンター編集長(75)が26日、退任を発表した。新たな編集責任者は決まっていないが、ウィンター氏は引き続きヴォーグのグローバル・エディトリアル・ディレクターなどの役職を務め、編集に携わる。
ウィンター氏はロンドン出身。米メディアによると、1988年からヴォーグ米国版の編集長を務め、服飾業界に大きな影響力を持つジャーナリストの一人として知られる。
映画化された小説「プラダを着た悪魔」の著者がウィンター氏の下でかつて働いていたことから、同作品に登場する有名ファッション誌の専制的な編集長のモデルではないかと話題になった。