台湾のIMF加盟支援=米下院、法案を可決 2025年06月24日 14時09分
【ワシントン時事】米下院は23日、台湾の国際通貨基金(IMF)への加盟を米政府が支援するよう促す法案を可決した。上院を通過し、トランプ大統領が署名すれば法律が成立する。
法案は、台湾と同様に国連未加盟の東欧コソボが2009年にIMFに加盟したと指摘。IMFの米代表理事に対し、台湾の加盟承認やIMFによる経済審査の実施、台湾出身者のIMF雇用などを積極的に支持するよう求めた。
台湾は昨年、金融安定を強化するため、IMF加盟を目指す方針を表明した。加盟により、国際金融での存在感を高める狙いもあるとみられる。