米空爆「国際法違反でない」=NATO総長、協調姿勢 2025年06月24日 05時53分

 【ハーグ時事】北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は23日、オランダ・ハーグで行った記者会見で、米国のイラン空爆について、「国際法に違反しない」との認識を示した。「NATOは、イランの核兵器開発を認めないという点で一致している」とも述べた。24日開幕のNATO首脳会議を控え、米国との協調姿勢を示した。
 中東情勢緊迫化を受け、日本の石破茂首相らインド太平洋の招待国首脳が首脳会議を欠席することについては、「NATOとインド太平洋地域の関係は極めて重要だ」と指摘。「日本などとは常に連絡を取り合っている」と話すにとどめた。 

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