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　【ワシントン時事】トランプ米大統領は２３日、ＳＮＳで「みんな、石油価格（上昇）を抑制しろ」と投稿した。米国のイラン攻撃を受け、米原油先物相場は一時急伸した。トランプ氏が原油相場の動向に警戒を強めていることがうかがえる。
　トランプ氏は「私は監視しているぞ！　まさに敵に付け込まれている」と主張した。イスラエルが今月、イランを先制攻撃して以降、原油価格は上昇基調にある。
　米国の最近のインフレ鈍化はエネルギー価格安が主導していた。原油高はインフレ再燃につながりかねない。また、ガソリン価格上昇を招き、夏休みのドライブシーズン入りした米消費者の心理に打撃を与える恐れがある。