米イランの核協議中止=イスラエル攻撃で対立 2025年06月14日 22時40分
【イスタンブール時事】オマーンのバドル外相は14日、X(旧ツイッター)で、15日に同国で予定されていたイランの核開発を巡る米国とイランの高官協議が中止になったと発表した。
イランのメディアによると、アラグチ外相は14日、「シオニスト(イスラエル)の蛮行が続く状況下では、協議の継続を正当化できない」と指摘。イスラエルによるイラン攻撃について「米国が直接支援した結果だ」と非難した。
バドル氏は「外交と対話は永続的な平和への唯一の道だ」と表明し、今後の交渉継続に期待感を示した。