米中、10日も協議継続=レアアース規制緩和焦点 2025年06月10日 06時23分

【ワシントン、北京時事】米中両政府は9日、通商問題に関する閣僚級の協議をロンドンで開いた。中国によるレアアース(希土類)の輸出規制は各国の自動車生産などに打撃を与えている。両国は10日も議論を続ける見通しだが、歩み寄りを目指す上で輸出規制の緩和が焦点になりそうだ。
協議には、米国からベセント財務長官、ラトニック商務長官、グリア通商代表部(USTR)代表が出席。中国からは経済政策を統括する何立峰副首相が参加した。