ノルウェー王女、豪州留学へ=父経験の米国選ばず 2025年05月29日 14時15分

【シドニー時事】ノルウェーのホーコン皇太子夫妻の長女イングリッド・アレクサンドラ王女(21)が、8月からオーストラリアのシドニー大に留学することが決まった。ノルウェー王室が26日、発表した。皇太子は米国留学の経験があるが、トランプ米政権が留学生に排他的姿勢を示していることなどが王女の選択に影響した可能性がある。
王位継承順位2位のアレクサンドラ王女はシドニー大で3年間、国際関係論や政治経済学を学ぶ予定。豪州は王女が愛好するサーフィンの盛んな場所でもある。皇太子は1990年代に米カリフォルニア大へ留学。母のメッテ・マリット皇太子妃は高校時代、豪州に交換留学した経験がある。