ガザ空爆激化「子供800人犠牲」=最大3万人がワクチン接種待ち―ユニセフ 2025年05月12日 19時42分

国連児童基金(ユニセフ)のジョナサン・クリックス広報官は12日、パレスチナ自治区ガザの状況について「停戦崩壊以降、爆撃が激しくなり、800人以上の子供が犠牲になった」と指摘した。その上で「持続可能な政治的解決の道を開くため、停戦が必要だ」と訴えた。視察先のガザ現地から時事通信のオンライン取材に応じた。
クリックス氏は、ガザ南部の医療センターなどを訪問。10歳以下の子供を対象にしたポリオ(小児まひ)の予防接種に関し、2024年は60万人以上に実施できたが、依然2万~3万人が接種を待っていると説明した。