「主権の範囲内」と反論=尖閣沖での調査船活動―中国外務省 2025年05月12日 18時39分

【北京時事】沖縄県・尖閣諸島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で中国の海洋調査船の活動が確認されたことを巡り、中国外務省の林剣副報道局長は12日の記者会見で、「調査船の関連海域での活動は完全に主権の範囲内だ」と反論した。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、11日午前6時半ごろ、尖閣諸島の大正島の北北東230キロ余りの海上で、中国の海洋調査船「海科001」がパイプのようなものを海中に延ばしているのを確認。海保の巡視船が無線で中止を要求したところ、午後1時20分ごろに日中中間線の外に出た。