ロシア大統領、ウクライナとの直接協議提案=15日にイスタンブールで 2025年05月11日 08時26分

ロシアのプーチン大統領は11日未明、ウクライナとの直接協議を15日にトルコ・イスタンブールで始めるよう提案した。協議を通じて「新たな停戦」を目指す方針を表明した。
クレムリン(大統領府)での記者会見で述べた。公式な直接協議が実現すれば、ロシアのウクライナ侵攻開始から間もない2022年春以来とみられる。
プーチン氏は11日中にトルコのエルドアン大統領に電話し、協力を要請すると説明。「22年に協議を中断させたのはわれわれでなく、ウクライナだ。それでもなおロシアは前提条件なく協議する用意がある」と述べた。ウシャコフ大統領補佐官(外交担当)は記者団に対し、ロシア代表団の顔触れを近く明らかにするとした上で、ウクライナからの返答を待つ考えを示した。