新教皇はWソックスファン=出身地シカゴで野球論争 2025年05月09日 14時50分

 【ワシントン時事】カブスかホワイトソックスか―。新ローマ教皇レオ14世の出身地、米中西部イリノイ州シカゴでは、大リーグの地元2球団のどちらを新教皇が応援しているかに注目が集まった。最終的に教皇の兄弟が、地元メディアに「ホワイトソックスだ」と明らかにしたことで、論争に終止符が打たれた。
 シカゴでは当初、新教皇がカブス派だといううわさが拡散。カブスの公式X(旧ツイッター)アカウントは、本拠地リグリー・フィールドの電光掲示板に「おい、シカゴ。彼はカブスファンだ!」と掲示する写真を投稿した。
 ところが、教皇の兄弟ジョン・プレボストさんが地元WGNニュースの取材に「どこからそんな情報が出たのか。常にホワイトソックスだった」と明言。これを受け、ホワイトソックスのXアカウントは、本拠地レート・フィールドの電光掲示板に「おい、シカゴ。彼はソックスファンだ!」と表示する画像を載せ、ライバルに反撃した。
 ホワイトソックスはさらに、WGNへの声明で、教皇の名前を入れたユニホームと帽子をローマに向けて発送したと表明。「もちろん、教皇はいつでも球場で歓迎される」と本拠地での観戦を呼び掛けた。 

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