シリア駐留米軍、一部撤退=3割減、さらに縮小も―米紙 2025年04月18日 15時29分

シリア北東部ハカサ県内をパトロールする米兵=1月9日(AFP時事)
シリア北東部ハカサ県内をパトロールする米兵=1月9日(AFP時事)

 【イスタンブール時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は17日、米軍がシリア北東部に駐留する部隊の一部撤退を開始したと伝えた。過激派組織「イスラム国」(IS)掃討のため駐留する米兵約2000人について、北東部の複数の基地を閉鎖して3割削減し、1400人規模にするとされる。
 トランプ米大統領は、混乱が続くシリア情勢への関与に反対する方針を公言している。同紙によると、米国防総省や米中央軍が部隊縮小を承認。2カ月後にはさらなる削減を検討する見通しだが、現場司令官らは少なくとも500人の駐留継続を進言しているという。 

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