イエメンの港空爆、74人死亡=米軍の攻撃強化後、死者最多 2025年04月18日 20時30分

【カイロ時事】イエメンの親イラン武装組織フーシ派系メディアは18日、米軍による西部ラスイッサ港への空爆で、少なくとも74人が死亡、171人が負傷したと報じた。同港はイエメンの主要な石油積み出し拠点。米軍が3月からフーシ派への攻撃を激化させて以降、1回の空爆では最多の死者数とみられる。
これより先、米中央軍はラスイッサ港に17日、攻撃を加えたと発表していた。中央軍は、同港を使ってフーシ派が違法な燃料取引を行い、軍事活動の維持に必要な燃料と資金を得てきたと主張。攻撃について「フーシ派の経済力低下を目的としたものだ」と説明した。