ロシアに3000人追加派兵=北朝鮮、「相当量」ミサイルも―韓国軍分析 2025年03月27日 12時08分

北朝鮮兵がロシア軍の装備を受け取っているとされる動画=2024年(ウクライナ戦略コミュニケーション・情報安全保障センターのXアカウントより)
北朝鮮兵がロシア軍の装備を受け取っているとされる動画=2024年(ウクライナ戦略コミュニケーション・情報安全保障センターのXアカウントより)

 【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部は27日、北朝鮮が1~2月、ウクライナ侵攻を続けるロシアの支援のため約3000人の兵士を追加で派遣したとの分析を明らかにした。
 北朝鮮は2024年10月、ロシア西部クルスク州に約1万1000人の兵士を派遣し、ウクライナ軍との戦闘で4000人超の死傷者が出た。これを受けて追加派兵を決めたとみられる。
 韓国軍は「北朝鮮がミサイルや砲兵装備、弾薬の支援も続けている」と指摘した。「相当な量」の短距離弾道ミサイル、170ミリ自走砲と240ミリ放射砲(多連装ロケット砲)計約220門をロシアに供与したという。韓国軍は戦況に応じて武器の支援が増加する可能性があると分析している。 

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