空港テロ首謀者の拘束認める=米国と「引き続き連携」―パキスタン首相 2025年03月05日 19時48分

【ニューデリー時事】パキスタンのシャリフ首相は5日、アフガニスタンのカブール空港で2021年に起きた爆弾テロ事件について、パキスタンの治安部隊が首謀者を拘束したとX(旧ツイッター)への投稿で認めた。その上で「地域の平和と安定のため、引き続き米国と緊密に連携していく」と強調した。
トランプ米大統領は米東部時間4日の議会演説で、同事件の「首謀者を拘束した」と発表し、パキスタンの働きを高く評価した。シャリフ氏はこれに謝意を示すとともに、指名手配中だった過激派組織「イスラム国」(IS)系組織の最高幹部を「パキスタンとアフガンの国境地域での作戦で捕らえた」と明かした。