米でAIインフラに78兆円投資=ソフトバンクGなど―トランプ氏発表 2025年01月22日 07時41分
【ワシントン時事】トランプ米大統領は21日の記者会見で、ソフトバンクグループ(SBG)と米IT企業のオープンAI、オラクルの3社などが共同で、米国でデータセンターをはじめとする人工知能(AI)関連のインフラ構築に4年間で最大5000億ドル(約78兆円)を投資すると発表した。
トランプ氏は「中国が競争相手だ」と述べ、ハイテク分野での覇権争いにおけるAIインフラの重要性を強調。「必要な電力を得られるよう支援していく」と後押しする考えを示した。データセンターなどは大量の電力が必要となる。
会見には、SBGの孫正義会長兼社長ら3社のトップが同席。孫氏は「われわれの黄金時代の始まりだ」と、大統領就任演説で使われた表現でトランプ氏を持ち上げた。