イスラエル、ガザ停戦承認へ=予定通り19日に合意発効か 2025年01月17日 20時35分

イスラエルのネタニヤフ首相=2024年12月、エルサレム(EPA時事)
イスラエルのネタニヤフ首相=2024年12月、エルサレム(EPA時事)

 【カイロ時事】イスラエル政府は17日、パレスチナ自治区ガザでの停戦合意について話し合う治安閣議を開催した。イスラエル首相府によると、治安閣議は合意を承認するよう全体閣議に勧告。同日の全体閣議で正式に承認される見通しだ。前日に始まる予定だった手続きは遅れたものの、首相府は声明で、承認されれば「計画に従って19日に人質解放が実施される」とする見解を示した。
 イスラエル軍のガザ撤退を巡って、イスラム組織ハマスと見解の相違があったことが閣議延期の理由とされたが、首相府は17日、「ネタニヤフ首相は合意に達したとの連絡を受けた」と発表。ハマスも「障害は解消した」とする声明を出した。 

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