米議会、服喪反し国旗掲揚へ=トランプ氏就任式に特別待遇 2025年01月15日 05時47分

ジョンソン米下院議長=2024年12月、ワシントン(AFP時事)
ジョンソン米下院議長=2024年12月、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】ジョンソン米下院議長(共和)は14日、カーター元大統領の死去に弔意を示すために掲げられている議事堂の半旗について、トランプ次期大統領の就任式が行われる20日は通常通り掲揚すると発表した。X(旧ツイッター)で「トランプ氏の下、国家が一丸となることを祝福するため」と説明した。
 トランプ氏は先に、就任式で半旗が掲げられていることについて「誰も見たくないし、国民も喜ばないだろう」と不満を示していた。公的機関は大統領経験者の死去後30日間、半旗を掲げるよう定められており、議会による次期大統領の「特別扱い」は物議の種となりそうだ。 

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