イスラエル人襲撃で5人有罪=サッカー試合後に集団暴行―オランダ 2024年12月24日 22時45分
【ロンドン時事】オランダの首都アムステルダムで11月、サッカー欧州リーグの試合後、複数のイスラエル人サポーターが襲われ負傷した事件で、アムステルダムの裁判所は24日、事件に関わった19~32歳の5人に有罪判決を下した。AFP通信などが伝えた。
最も重い刑を受けたのは、公的な場で暴力行為に及んだ罪に問われた被告で、禁錮6月を言い渡された。他の被告も暴行や扇動行為などで有罪となった。検察当局は襲撃について、イスラエル軍の攻撃で多くの死傷者が出ているパレスチナ自治区ガザ情勢に反発したもので、反ユダヤ主義的な動機はなかったと指摘していた。
事件は11月8日未明に発生。7日に行われたアヤックス(オランダ)とマッカビ・テルアビブ(イスラエル)の試合後、イスラエル人サポーターが殴打されるなどし、5人が一時入院した。