米司法省、「クローム」売却要求=グーグルの市場独占で―報道 2024年11月19日 10時52分

米IT大手グーグルのロゴマーク(AFP時事)
米IT大手グーグルのロゴマーク(AFP時事)

 【シリコンバレー時事】米ブルームバーグ通信は18日、米IT大手グーグルにウェブブラウザー(閲覧ソフト)「クローム」の売却を命じるよう、米司法省が首都ワシントンの裁判所に要求すると報じた。同社による検索エンジン市場での反トラスト法(独占禁止法)違反を認定した判事に対し、20日にも是正策として提案する。
 分析サイト、スタットカウンターによると、グーグルは世界の検索エンジン市場で9割のシェアを握る。これが同社の収益源である広告事業を支えてきた。司法省は、クロームが市場独占に重要な役割を果たしていると判断。判事が要求を受け入れれば、事業構造の大再編につながる可能性がある。 

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