G20会議、警備強化=ビーチから軍艦の姿も―ブラジル 2024年11月19日 07時11分

18日、ブラジル・リオデジャネイロの沖合を航行する軍艦
18日、ブラジル・リオデジャネイロの沖合を航行する軍艦

 【リオデジャネイロ時事】主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が18日開幕したブラジルのリオデジャネイロでは、不測の事態に備え、警察や軍から少なくとも2万5000人が動員された。コパカバーナなどリオが誇るビーチはいつも通りのにぎわいを見せる中、会場周辺などは対照的に物々しい警戒態勢が敷かれた。
 地元では無用な混雑を避けようと、会議開催中の19日までの2日間は休日となった。多くの人が日光浴を楽しむビーチの沖合には、数隻の軍艦が目を光らせている。会場周辺は立ち入り禁止となり、銃を持つ多数の兵士や装甲車が目立つ。
 リオはブラジルでも有数の犯罪多発地域だが、今回の治安強化で地元の人々は一息ついている。ビーチで売り子をしているアリアニ・ゴメスさん(27)は「(犯罪で)イメージが悪化した。(ブラジルのルラ)大統領はG20を開催できるほど安全になったとアピールしたいのだろう」と語った。 

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18日、ブラジル・リオデジャネイロの目抜き通りに停車する装甲車
18日、ブラジル・リオデジャネイロの目抜き通りに停車する装甲車

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