イラン核計画関連に打撃=10月の報復空爆で―イスラエル首相 2024年11月19日 05時35分

18日、エルサレムにあるイスラエル国会で演説するネタニヤフ首相(EPA時事)
18日、エルサレムにあるイスラエル国会で演説するネタニヤフ首相(EPA時事)

 【イスタンブール時事】イスラエルのネタニヤフ首相は18日、10月下旬のイラン領内への攻撃で、イランの核開発計画に関連する標的を空爆していたと明らかにした。ロイター通信などが伝えた。しかし、核開発自体は阻止できていないとして、攻勢を今後強める可能性を示唆した。
 ネタニヤフ氏は国会で、イランの「核計画を構成する要素」に攻撃を行ったと発言。ロシア製の対空ミサイルシステム「S300」のほか、弾道ミサイルや固形燃料の製造能力にも深刻な打撃を加えたと述べた。イスラエル側が10月の対イラン攻撃を巡り、核関連で損害を与えたと明言したのは初めてとみられる。 

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