米、1兆円超追加支援=ウクライナと首脳会談 2024年09月27日 07時28分

26日、ホワイトハウスで記者会見するウクライナのゼレンスキー大統領(左)とハリス米副大統領(AFP時事)
26日、ホワイトハウスで記者会見するウクライナのゼレンスキー大統領(左)とハリス米副大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領とハリス副大統領は26日、ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスでそれぞれ会談した。11月の米大統領選で民主党候補のハリス氏はゼレンスキー氏と共同で記者団の取材に応じ、「今後もウクライナを支援し続ける」と強調した。
 米政府は計約79億ドル(約1兆1000億円)の追加軍事支援も発表した。敵の射程外から攻撃可能な長距離ミサイル「統合スタンド・オフ兵器(JSOW)」を新たに供与。さらに米国製F16戦闘機の訓練拡大も表明した。
 ハリス氏は共和党候補のトランプ前大統領を名指ししなかったが、「わが国の一部の人々」がウクライナに領土を放棄させようとしているなどと非難。「これは和平の提案ではない。降伏の提案であり、危険で容認できない」と語った。 

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