「平壌近郊の可能性」=正恩氏視察の北朝鮮核施設―韓国情報機関 2024年09月26日 19時28分

北朝鮮の核関連施設を視察する金正恩朝鮮労働党総書記。朝鮮中央通信が13日報じた(朝鮮通信・時事)
北朝鮮の核関連施設を視察する金正恩朝鮮労働党総書記。朝鮮中央通信が13日報じた(朝鮮通信・時事)

 【ソウル時事】韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は26日の国会で、北朝鮮メディアが13日に初めて報じた核兵器の原料を製造するウラン濃縮施設について、場所は平壌近郊の降仙の可能性があると報告した。金正恩朝鮮労働党総書記が遠心分離機の多数並ぶ施設内部を視察する写真も配信されたが、場所は非公表だった。
 北朝鮮のウラン濃縮施設は北西部の寧辺にもあるとされるが、国情院は正恩氏の視察先が「寧辺より降仙の可能性が高い」と見ている。報告を受けた国会議員が明らかにした。 

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