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　【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは１７日、電気自動車（ＥＶ）など中国の過剰生産問題について協議するため、米政府高官が今週訪中すると報じた。両国が協力可能分野と位置付ける途上国の過剰債務問題も議論する見通し。対立が続く中でも、政府間対話を継続する構えだ。
　報道によると、経済分野を協議するため、米中が昨秋設置した作業部会を開く。米側はシャンボー財務次官（国際問題担当）らが出席する。
　米政府は過剰生産や知的財産権の侵害などを理由に、ＥＶや鉄鋼・アルミニウムなどへの対中制裁関税を２７日から引き上げる方針。協議ではこうした措置についても意見交換するとみられる。