女性抑圧、国際社会は行動を=ノーベル平和賞モハンマディ氏―イラン 2024年09月16日 22時08分

 【イスタンブール時事】昨年ノーベル平和賞を受賞したイランの女性人権活動家ナルゲス・モハンマディ氏(52)は、「神権体制や権威主義の政府による女性への抑圧と差別」が続いているとして、国連や国際社会に行動を呼び掛けた。支援団体が16日、同氏の声明を公表した。
 16日は、イランで女性に義務付けられた頭部を覆うスカーフの不適切な着用を理由に、警察に拘束されたマフサ・アミニさん=当時(22)=が死亡してから2年の節目。モハンマディ氏は、収監先の首都テヘランの刑務所で記した14日付の声明で、「国際機関や世界中の人々の積極的な行動」を要請。「抑圧や差別から女性を解放することが、平和や民主主義を推進するために欠かせない」と訴えた。 

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