WHO、目標達成を「確信」=ガザのポリオ予防接種 2024年09月13日 08時23分
【カイロ時事】世界保健機関(WHO)の高官は12日、パレスチナ自治区ガザで実施してきたポリオ(小児まひ)の大規模予防接種で、目標としていた9割以上の接種率を「達成したと確信している」と述べた。接種は2回必要で、次回は4週間後に行う見込み。AFP通信が伝えた。
ガザでは1日から、中部、南部、北部の順番で10歳未満の子供を対象に接種が進められてきた。12日が最終日だった。高官は11日までに55万人以上が接種を終えたと説明した。
イスラエルとイスラム組織ハマスは、接種期間中に地域を限定して戦闘を休止することで合意していた。高官は、戦闘休止が「順守されていた」との認識を示した。