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　【シドニー時事】オーストラリアのマールズ国防相は１２日、アフガニスタンに２００５～１６年にかけて派遣された豪軍兵士が現地の民間人を殺害するなどした違法行為を巡り、当時の指揮官らに授与した勲章を剥奪すると発表した。また、被害者への補償を進める方針も示した。
　豪政府が設置した独立調査委員会は２０年、アフガンに派遣された豪兵が民間人や捕虜計３９人を殺害し、２人を虐待したと報告。実行した兵士への捜査は進行中だが、勲章剥奪で指揮官らに監督責任を取らせることにした。対象者は退役将校を含め１０人未満で、氏名は非公表。