ロシア無人機、ラトビア墜落=NATO侵犯相次ぐ 2024年09月09日 05時51分
【ベルリン時事】バルト3国ラトビアのリンケービッチ大統領は8日、X(旧ツイッター)で、同国東部にロシアの軍事用無人機(ドローン)が墜落したと明らかにした。ラトビアは北大西洋条約機構(NATO)加盟国。同じく加盟国のルーマニアも同日、ウクライナを狙ったロシアのドローンが領空を侵犯した可能性があり、空軍のF16戦闘機が緊急発進したと発表した。
ラトビアメディアによると、ドローンは7日朝にロシアの同盟国ベラルーシから、東部レーゼクネに飛来した。ラトビアはウクライナとは反対の方角。リンケービッチ氏は「調査中だ。同盟国と緊密に連絡を取っている」と説明した。