ガザ停戦で数日以内に打開案=イスラエルとハマス双方に合意求める―米国務長官 2024年09月06日 15時31分

5日、ハイチの首都ポルトープランスで記者会見するブリンケン米国務長官(AFP時事)
5日、ハイチの首都ポルトープランスで記者会見するブリンケン米国務長官(AFP時事)

 【カイロ、ワシントン時事】ブリンケン米国務長官は5日、停滞するイスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの停戦交渉について、数日以内に打開案を提示する考えを示した。訪問先のハイチで記者会見した。
 ブリンケン氏は、仲介するエジプトとカタールとともに「残る問題についての解決案を、数日以内にイスラエルとハマスに伝えられるだろう」と発言。「双方が残りの問題について合意に至る責任がある」と訴え、交渉妥結を呼び掛けた。
 交渉について「90%は合意している」と強調。ただ、パレスチナ自治区ガザの対エジプト境界地帯「フィラデルフィ回廊」へのイスラエル軍駐留継続など「いくつかの重大な課題が残っている」と認めた。 

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