新外相にシビハ氏=クレバ氏解任は延期―ウクライナ 2024年09月05日 06時51分
ウクライナのゼレンスキー大統領は、辞意を表明したドミトロ・クレバ外相(43)の後任に、アンドリー・シビハ第1外務次官(49)を充てる人事を決めた。与党「国民の奉仕者」幹部のアラハミア最高会議(議会)議員が4日、通信アプリ「テレグラム」で明らかにした。
ドミトロ・クレバ氏について4日に予定されていた審議と採決は延期された。現地メディアの報道では、同氏はベルギー駐在の大使就任が取り沙汰されている。アラハミア氏によると、大統領府副長官のオレクシー・クレバ氏には副首相ポストが提示されている。
シビハ氏はクレバ氏と同様、職業外交官出身。2016年にコルスンスキー氏(現駐日大使)の後継として駐トルコ大使となり、大統領府副長官を経て、今年4月に第1外務次官に就任したばかりだった。