ウクライナ外相が辞意=ゼレンスキー政権、内閣改造か 2024年09月04日 15時36分

ウクライナのクレバ外相=7月9日、米ワシントン(AFP時事)
ウクライナのクレバ外相=7月9日、米ワシントン(AFP時事)

 ウクライナのメディアによると、同国のドミトロ・クレバ外相(43)が辞意を表明した。最高会議(議会)のステファンチュク議長が4日、クレバ氏自筆の辞表の写真を添えてフェイスブックで明らかにした。ゼレンスキー政権の内閣改造の一環とみられる。
 クレバ氏は職業外交官出身で、2020年に同国史上最年少で外相に就任。22年のロシアによるウクライナ侵攻開始以降、対ロ批判や日本を含む西側諸国との関係構築に尽力していた。
 政権与党「国民の奉仕者」幹部のアラハミア議員は3日、通信アプリ「テレグラム」で、内閣改造によって閣僚の約半数が交代すると予告。最高会議で「4日に解任、5日に任命」の手続きがあると記した。 

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