小林さん、雪辱ならず引退表明=ホットドッグ早食い―米 2024年09月03日 08時43分

2日、米西部ネバダ州ラスベガスで、ホットドッグ早食い対決に挑んだ小林尊さん(ネットフリックス提供・時事)
2日、米西部ネバダ州ラスベガスで、ホットドッグ早食い対決に挑んだ小林尊さん(ネットフリックス提供・時事)

 【ラスベガス時事】米国で「ホットドッグ早食い王」として知られる小林尊さん(46)と因縁のライバル、ジョーイ・チェスナットさん(40)のホットドッグ早食い決戦が2日(日本時間3日早朝)、ネバダ州ラスベガスで開かれ、チェスナットさんが自己ベスト(76個)を更新する83個を平らげて勝利した。2009年以来15年ぶりの直接対決だったが、前回敗れた小林さんは雪辱を果たせず、引退を表明した。
 「(小林さんの愛称)コービ」「ジョーイ」。双方の応援に駆け付けた人々の声援で、会場は熱を帯びた。制限時間は10分。「イート(食え)」の掛け声でスタートすると、チェスナットさんが徐々に小林さんを引き離した。今回は、のみ込みやすくするためにホットドッグのパンを水に浸したり、ソーセージと分けて食べたりすることが禁じられた。公正さを確保するため小林さんが提案したもので、自身は66個の自己新記録を達成した。
 チェスナットさんは「小林さん無しでは成し遂げられなかった」と感慨深げ。小林さんは試合後の動画で「負けたから悔しくて戦いたい気持ちもあるが、この1試合に賭けてきた。これでリタイアしたい」と語った。 

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2日、米西部ネバダ州ラスベガスで、ホットドッグの早食いを競ったジョーイ・チェスナットさん(左から2人目)と小林尊さん(右端)(ネットフリックス提供・時事)
2日、米西部ネバダ州ラスベガスで、ホットドッグの早食いを競ったジョーイ・チェスナットさん(左から2人目)と小林尊さん(右端)(ネットフリックス提供・時事)

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