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　【ソウル時事】韓国メディアは１日、検察が文在寅前大統領の娘宅を家宅捜索した際、捜索令状に文氏を収賄容疑者と明記したと報じた。文氏は大統領在任中の２０１８年、当時与党だった革新系最大野党「共に民主党」の元国会議員に公団理事長の職を与える見返りに、元議員が設立した航空会社に娘の元夫を採用させた疑いがある。
　聯合ニュースなどによると、韓国南西部の全州地検は８月３０日、文氏の娘宅を収賄容疑で家宅捜索。地検は、娘の元夫が航空会社役員として１８年から受け取った給与など２億ウォン（約２２００万円）超が文氏への賄賂に当たるとみている。
　地検は８月３１日、文氏の側近だった革新系野党「祖国革新党」のチョ国代表も事情聴取した。