ロシア領の攻撃目標提示=ミサイル使用で説得強める―ウクライナ 2024年09月01日 19時36分

ウクライナのゼレンスキー大統領=8月27日、キーウ(キエフ)(EPA時事)
ウクライナのゼレンスキー大統領=8月27日、キーウ(キエフ)(EPA時事)

 【ベルリン時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は8月31日のビデオ演説で、供与された長距離ミサイルによるロシア領内奥地の軍事拠点攻撃を認めるよう米英仏独に改めて要求した。ウクライナのウメロフ国防相も30日、米CNNテレビのインタビューで、米側に具体的な攻撃目標のリストを提示したと説明。ロシアの反応を気にして武器使用を制限する支援国への説得を強めている。
 ウクライナではロシア軍が戦闘機から放つ誘導型爆弾による被害が深刻化。攻撃の起点となるロシア領の軍事目標をたたくため、ウクライナ軍は供与された米国の長距離地対地ミサイル「ATACMS」や英国の長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」などの使用許可を求めてきた。 

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