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　【ニューヨーク時事】トランプ前米大統領は２９日、来月１８日に量刑が言い渡される予定の不倫口止め料不正処理事件について、ニューヨーク州地裁ではなく連邦地裁で扱うよう申し立てた。移管が認められた場合には、有罪評決の取り下げを求めるという。
　トランプ氏による連邦地裁への移管要請は、昨年に続き２回目。前回は退けられたが、今回は７月に連邦最高裁が大統領在任中の公的行為に関する不起訴特権を認めたことで状況が変わったと主張。「連邦裁で大統領の特権に関して争う権利がある」と訴えた。